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  • 第7回ドミニオン作戦会議
  • んー、実に久しぶりでした。引越しやら帰省やらで落ち着いて何かをする時間がなかったのです。まぁ、その間もドミニオンはやり続けてましたが・・・www

    前置きはこのくらいにして、今回もがんばってレビューしてみます。

    ↓作戦会議室↓
    今回は、昨日届いた海辺より、「停泊所」の使い方を考察してみます。

    ドミニオンの公式攻略本として発売された、『ドミニオンへの招待』で書かれていたレビューを見ると、「停泊所」の評価はあまり高くありませんでしたが、BSWの方で何度も使っており、かなり強いカードであると私は考えています。その使い方を見ていきます。まずはカードの効果を確認します。

    停泊所 ②
    +1カード +1アクション
    手札からカードを一枚裏向きにして脇におき、次のターン開始時にそのカードを手札に加える。

    本のレビューでは、「継続系アクションではあるが、手札を減らすのはよくない」や「次のターンに必要なカードが分からない」などと書かれていますが、そんなことはありません。例えば、同じ海辺の「策士」も次のターンでの爆発を利用するカードですが、「策士」の場合は仮想コイン以外はそのターンに利用することはできません。しかし、停泊所はある程度の枚数を確保することでうまく調節することができます。また、次のターンに必要なカードについても、デッキ構成を把握することで、ある程度の予測をつけることは可能です。以前、友人のT.TとBSWで対戦したとき、停泊所を6-7枚ほど押さえ、銀貨・金貨を一枚も買わずに連続で属州を買うことができました。

    では、どのような状況で最も活躍するのか、それは以下の様なときです。

    1.コンボデッキ形成が難しい
    2.ドロー系カードが少ないまたは弱い
    3.鉱山や金貸しなど、圧縮系または手札向上系カードがない

    まぁ、実際上の様な状況でなくとも、停泊所は使い方次第で大変な力を発揮します。まずは、上記のような状況の場合での動きと、その他の場合の動きで見ていきます。

    パターン1 特殊な状況下における動き
    まず、コンボデッキが組みにくい状況のサプライである場合、手札を効率よく増やすことはできません。その場合、一般的にはお金デッキの構築が最も早いと思われます。しかし、圧縮系カードや鉱山が入っていない場合は、初期に購入したお金や最初から入っている10枚のゴミカードを処分することができないため、コインデッキではムラが発生します。またドロー系が弱いときは手札以上のカードがこないため、大きな買い物が遅れがちになります。
    停泊所はこのような問題を解決するのに使います。例えば③コインのものを買おうとして、手札に④コインある場合はその1個コイン分が無駄になってしまいますが、停泊所を使えば次の手札に影響を与えずその1コインを次のターンにまわすことができます。また、後半では複数枚の停泊所を使うことで手札の枚数を増やし、属州を買いつつ、余分なカードを次のターンに送るという働きなどができ、大量のコインを得つつオーバーストックしないように調節することが可能です。またコスト数が②と安いことから、木こりなどがあれば初期のうちに大量買いすることも可能です。

    パターン2 通常時
    通常状態で使う場合は、手札に1枚だけ着てしまった貴族や鍛冶屋などを次のターンに送って、コンボ確立の補助として使用するほか、玉座の間と組み合わせることで、アクション増加に使用するなどの使い方が考えられます。いずれにしても、ドミニオンへの招待に書かれているレビューほど弱いカードではなく、使い方次第では無駄を避けることができます。また、寵臣や拷問人、民兵などのアタックカードにも強く、また泥棒や破壊工作員などの被害を避けるのに使用したりすることもできます。また、島の調節や、男爵と屋敷を引き合わせるのに使うこともでき、可能性は無限大です。

    このように、停泊所はとっても強いカードです。しかし、いかんせんクセのあるカードなので、使い方のコツをつかむまで何度も練習する必要があるとは思います。また、デッキ構成をしっかり把握することもこのカードを生かす重要な技術なので、その辺の訓練も必要になってくると思います。

    今回はこんなところで終わっておきましょう。次回は海辺決戦終了後に何かあれば書いてみます。
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